【海外スノーボードの教訓】「リスキーなコースに入るなら、午前中に。」

海外旅行の準備

【海外スノーボードの教訓】「リスキーなコースに入るなら、午前中に。」

海外でのスノーボード。日本では味わえない広大な景色や、どこまでも続く最高のパウダーに胸が高鳴りますよね。しかし、その興奮の裏には、日本とは違うリスクが潜んでいることをご存知でしょうか。

知らないまま入るバックカントリーの怖さ

「せっかくだから、ちょっとパウダーを攻めてみよう!」

誰も滑っていないノートラックを求めて、安易にコース外に出てしまうことはありませんか?海外では特に、アクセスしやすいバックカントリーが増え、気軽にパウダーを求めてしまいがちです。しかし、その気軽さが思わぬ危険につながることがあります。

雪質が変わりやすい午後、地形の把握が不十分なまま知らないコースに入ると、遭難や雪崩、転落といったリスクが急激に高まります。

私自身、プロとして海外で活動していた頃、友人から「午後からバックカントリーに入って、ビバーク(※)した」という話を聞いたことがあります。幸い、無事に生還できたものの、彼らの経験から、「リスクは常に時間とともに増す」ということを痛感しました。

※ビバーク:緊急的に野外で一夜を過ごすこと。

リスキーなコースは「午前中」に挑む

このリスクを回避するための簡単な解決策、それは「リスキーなコースに入るなら、午前中に」というルールを自分の中で設けることです。

なぜ午前中なのか?

1. 雪質の安定

午前中は気温が低く、雪が比較的安定しています。午後になると、日差しや気温上昇で雪が緩み、雪崩のリスクが高まります。特に新雪が降った後の午後には注意が必要です。

2. 視界の確保

午前中は天候が変わりにくいことが多く、視界が確保しやすい時間帯です。午後になると天気が急変し、ホワイトアウトする可能性があります。これは遭難のリスクを大幅に高めます。

3. 体力の温存

午前中は体力も十分にあるため、万が一のトラブルに遭遇しても冷静に対応できます。午後は疲労が溜まり、判断力が鈍りがちです。

安全は最高の自由

 

海外の雄大な自然を安全に楽しむためには、少しの心がけが大切です。もしあなたが初めての海外スノーボードで、ちょっとリスキーなコースに挑戦してみたいと思っているなら、ぜひ「午前中に滑る」というルールを試してみてください。

安全に楽しむことができれば、スノーボードはもっと楽しくなります。あなたの貴重な海外トリップが、最高の思い出でいっぱいになることを願っています。

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